毎日体重測定する人はギャンブル依存症と同じ状態

こんにちは。

「制限」ではなく「管理」で痩せる!オンラインパーソナルトレーニングの松永健吾です。

今日は

毎日体重測定する人はギャンブル依存症と同じ状態


ということについて。

なぜ?

なぜ「毎日体重測定する人はギャンブル依存症と同じ状態」なのか?

それは、

分泌されるホルモンが一緒だからです。


2つのホルモン

ここで押さえておきたいホルモンは2つ。

・ノルアドレナリン
・ドーパミン


この2つです。


ノルアドレナリン

ノルアドレナリンはストレスに打ち勝とうする時に分泌されます。

分泌が過剰になるとヒステリーやパニックを引き起こします。


ドーパミン

ドーパミンは喜びや快楽をもたらす働きがあります。

ドーパミンが過剰になると過食や何か(アルコール、買い物など)の依存症を引き起こします。


ギャンブルで外れた時



ギャンブルの場合に当てはめてみましょう。

例えばパチンコ。

当たるか当たらないかわからない状態で始めます。

なかなか当たらないとだんだんストレスを感じてきますよね。

そのストレスに打ち勝つためにノルアドレナリンは分泌されます。

そして当たりそうな演出で気持ちが高まり、、、、ハズれる。

ここでかなりのストレスを受けます。

さらに、「当たるまでは現金が減り続ける」というストレスも発生しますよね。

なので、やればやるほどノルアドレナリンが過剰に分泌されていきます。

過剰に分泌したらパニックやヒステリーになると書きましたが、実際のところ、

当たらなすぎてパチンコ台を蹴って怒鳴り散らして帰る

なんて人もいるんですよ! → パニック、ヒステリー


ギャンブルで当たった時



そして、当たった時にはそりゃあもう嬉しいのでドーパミンが分泌されます。

幸せ、快楽ホルモンですね。

ドーパミンが分泌されると脳は気持ちいいので、その快楽をまた得たい!と思い、記憶します。

ストレスと快楽の落差が大きいほど、それは強くなります。

その快楽を得るために、気づかぬうちに再びパチンコ店に足を運んでしまう、、、

「依存症」ですよね。

実は書いている僕自身も、若い頃は給料日に銀行からお金を下ろしてその足でパチンコ店に向かい、半分近く負けて絶望したことがあります。笑


ストレスと快楽の繰り返し

で、パチンコって当たりが続いたり、単発で終わったりするんです。

単発で終わったらまたストレスでノルアドレナリンが分泌されますし、当たりが継続すればするほどドーパミンが分泌されますね!

上で「ドーパミンが過剰に分泌されると依存症になる」と書きましたが、ギャンブルで当たることを繰り返すと、

「またあの快楽を感じたい!」ということでどんどん依存していくんです。

そして外れてはノルアドレナリンも過剰分泌されて、正常な判断ができなくなっていき、またパチンコ店に通う、、、、


これがギャンブル依存症ですね!


体重測定の場合



なぜ体重測定がギャンブルと同じなのか?

ここでは、

「ダイエットで体重測定に一喜一憂している人」

のことを言っています。

ダイエットで体重測定に一喜一憂するということは、

「体重が増えた」 → 落ち込む

「体重が減った」 → 喜ぶ


ということですよね。

でもこの体重って、ランダム要素が多いんです。

・水分量
・内臓の調子
・寝不足
・食事前後
・運動前後
・生理周期


など、様々な要因で変わります。

もはや、

「1~2kg程度は誤差の範囲」

言い換えると、

「日々の体重変化はギャンブル要素が強い」

ということです。

それが本当に太ったのか、ただの水分や食べ物の重さなのかはどうやっても正確に測ることが不可能なんです。
※ちなみに脂肪は1日最大でも20g程度しか増えないと言われています

つまり日々の体重変化に一喜一憂することは、

毎日、体重が増えているか、減っているかの「ハイ&ロー」をしている

ということになります。

これ、、、ギャンブルですよね。

だから上でも書いたように、毎日ホルモンの分泌が過剰になって、依存症気味になっていくんです。



改善するには?

日々の体重変化に一喜一憂すると、依存症気味になっていくのはわかりました。

じゃあそれを予防、改善するには?

改善策をご紹介します。


気にしない

まずこれ。

気にしない。

上記述べたように、

・体脂肪はどんなに多くても1日20g程度しか増えない
・体重変化のほとんどは水分


ということは紛れもない「事実」です。

体重が増えていたところで、そもそも気にするものでもありません。

なので、気にしないようにしましょう。

裏を返せば、この「絶対的な体の仕組み」「変わりようのない事実」をわかった上でなお体重が気になるという方は、、、、

もはやほぼ依存症

ですよ。

ダイエットどころではありません。

メンタルの改革からスタートしなければいけません。


測らない

もし「それでも気になってしまう!」というのであれば、

測らない

これでいいです。

体重を掲げて歩いているわけではないので、測らなくていいです。



セロトニンを分泌させる

上記2つはシンプルで有効なのですが、もう1つ「体の仕組み」からもアプローチしていくといいです。

それは、

セロトニンを分泌させる
ということです。

セロトニンは、問題となっている2つのホルモン、

・ノルアドレナリン
・ドーパミン


の分泌をコントロールする役目を持っています。

なのでセロトニンの正常な分泌がされていれば、依存傾向から抜け出しやすくなるんです。

セロトニンの分泌を増やすには、

・朝日を浴びる
・よく噛む
・有酸素運動をする


という3つが有効です。

朝の散歩をするとか、朝食をしっかり食べるなどの習慣を作るといいですね!


動画でも説明しています

ホルモンのことや朝の活動のことに関して、動画でも説明しています!
ぜひ合わせてご覧ください。

5分40秒



それでもダメなら?

気にしないようにしても気になってしまう、、、、

体重を測らないのも不安、、、、


という方はこれらの方法もありますよ!


食事記録をつける



体重測定だけじゃなく、しっかり食事を記録して、

「食べても大丈夫」

「体重増加しても太ったわけじゃない」


ということを数字で確認しましょう!

こびりついてしまった思いこみは「大丈夫だという確認作業」をしなければなかなか消えません。

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プロの手を借りる



実は、依存傾向が強くなればなるほど、自分だけで立ち直るのは難しくなります。

そこはプロの手を借りましょう!

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では、プロのサポートのもと、食事の仕方、トレーニングの仕方などを含む、

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を変えていきます。

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書籍



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