「空腹睡眠」「空腹運動」ってどうなの?

こんにちは。

「制限」ではなく「管理」で痩せる!オンラインパーソナルトレーニングの松永健吾です。

・ダイエットには空腹時に運動するのがいいらしい!

・空腹で寝ると痩せるらしい!

・空腹睡眠は筋肉が落ちるからダメ!

様々な情報があり、

結局空腹で運動したり寝たりするのはいいの?悪いの?!

とお悩みの方は少なくないんじゃないかと思います。

今日はこれについての答えを書いていきます。

これを読み終わる頃には空腹睡眠や空腹運動について理解して、自分のダイエットに上手に取り入れられるようになっているはず!

空腹運動や空腹睡眠はダイエットにいいのか?

空腹運動や空腹睡眠はダイエットに、、、、、、

いい!

です。

ただし、

やり過ぎ注意!!!

程度によるということですね。

これについて解説していきます。


体の仕組みを知る

空腹運動や空腹睡眠がいいか悪いかを知るためには、体の仕組みを知らなければいけません。

1個ずつ見ていきましょう!

血糖値とホルモン



食事で糖質を入れると、「血糖値」が上がります。

血糖値が上がると「インスリン」というホルモンが出て血糖値を下げようとしますね。

そして、血糖値が下がってくると、今度は「グルカゴン」というホルモンが出てきます。


こうやって体は血糖値を一定に保とうとするんです。


脂肪合成モードと脂肪分解モード



この血糖値の上下とホルモンの分泌により、体は、

・脂肪合成モード
・脂肪分解モード


に変わります。

・脂肪合成モード
インスリンが分泌され、糖を体に取り込むので、脂肪や筋肉が合成されやすい状態

・脂肪分解モード
グルカゴンが分泌されて、脂肪や筋肉が分解されて血糖値を上げようとする状態


食後3~4時間は「脂肪合成モード」

それ以降は「脂肪分解モード


になります。



空腹運動や空腹睡眠とは

空腹時=脂肪分解モード

なので、脂肪分解モードの時に運動するのが空腹運動、寝るのが空腹睡眠ですね。

脂肪分解モードの時に運動すると、

分解されて血中を漂っている脂肪がエネルギーとして使われる=脂肪燃焼


ですし、

脂肪分解モードの時に寝ると、

寝ている時は内臓が活発に動くので、より脂肪が分解される


ということになります。

ダイエットに効果的だということがわかりますね!



脂肪分解モードがいきすぎると

ここで注意したいのが、

やり過ぎ

です。

・空腹時に運動をしすぎる
・超空腹で寝る


これらはNGです。

脂肪分解モードの時は、「血糖値が下がっているから上げようとしている状態」です。

血糖値が下がりすぎると、グルカゴンだけではダメで、「コルチゾール」というホルモンも分泌されます。

これが出てくると筋肉も多く分解されてしまうんです。

筋肉が分解されるということは、基礎代謝が落ちて、、、、、、

太りやすい体になる!!!

ダイエットしてるのに、太りやすい体になるって、、、、、最悪ですよね。

やり過ぎないようにしましょう。

コルチゾールが出る頃には、

・フラフラする
・手に力が入らない
・あくびが頻繁に出る


みたいな状態になるので、そうならないくらいを目安にしましょう。


じゃあどのくらい?

具体的にどのようにしたらいいのか?

空腹運動
基本、脂肪分解モードは朝昼晩の食事前の場合が多いので、食事前に適度にトレーニングですね!

やり過ぎてフラフラしてきたらアウト!


空腹睡眠
寝る4時間前までに糖質を摂り終えておく。

完全に夜炭水化物抜きはNG。

空腹で目が覚めるくらいだと足りてないのでNG。




まとめ

空腹運動、空腹睡眠はダイエットに有効だけど、やり過ぎると逆に「太りやすい体」になるので、、、、、

コントロール!!

何事も、

過ぎたるは及ばざるがごとし

ですね。

また、必ずしも「体重を落とす」ことが全てではないので、「維持する時期」「体重が増えてもいい時期」なども入れていくことが大切です。


とはいえ自分じゃ管理が難しい、、、

「空腹運動や空腹睡眠に関してはわかったけど、トータルで食事やトレーニングをどうしたらいいかわからない、、」

というあなたは、

「制限」ではなく「管理」で痩せる!オンラインパーソナルトレーニング


で、プロの元で管理するのも有効ですよ!
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