nemareオンラインGYMの松永健吾です。
今日は、インタビュー音声をご紹介します。
今回インタビューしたのは、
過食嘔吐を克服したHさん
です。
Hさんはなんと!28年間ダイエットでさまよっていました。
Hさんのオンラインダイエットのビフォーアフターはこちら
nemareオンラインダイエットを受講してそこから脱出できたのですが、その28年間について、特に過食嘔吐について、より詳しく教えて頂きました。
「過食嘔吐に苦しんでいる皆さんの何かしらの助けになれば!」
と快く公開を許可してくれたので、インタビュー音声をご紹介しますね!
内容
・ダイエットのきっかけは父の「姉ちゃんと母さんは痩せてるのにお前は何でゾウみたいな脚なの?」・友達でみるみる痩せていく子がいて、その子の「食べたいなら食べた後吐けばいいんだよ」という一言が過食嘔吐のきっかけに
・何も不審にも思わずやってしまった
・そんなに痩せもせず、脚の太さも変わらない
・痩せるための過食嘔吐がいつの間にかストレス発散の方法に
・こんなにやっても痩せないなら食べちゃえ→でも太りたくないから吐く というサイクルができてしまった
・だけど吐いた後にものすごく後悔する
・本当はちゃんと食べて運動して痩せたいという気持ちはある
・吐く時は力が入るから毛細血管が切れるのか、顔が赤くなる
・顔が大きく見えたり、アトピーが酷くなったりマイナスなことがたくさん出てくる
・それがわかっているのにやめられないストレスでまた吐く
・過食嘔吐を治すには「何かに没頭する」のがいい
・ということで指導側にもなってみた→自分も綺麗でいなきゃいけないから一石二鳥じゃないか
・ストレッチポール、ウェーブストレッチリング、ウォーキングなど
・食事だけで痩せるダイエットのインストラクターも
・自分が楽しんでやっているわけじゃないから、自分の中で空回り
・食事制限を人にさせている自分が嫌になった
・それがストレスでまた過食嘔吐する状態に
・ついでに協会のお金主義も見えて、、、
・トレーナー系の資格に嫌気がさしていた
・そんな時に松永インスタを発見!
・メルマガも登録
・直感的に今までと違うと思った
・当たり前のことを言っているんだけど、心に突き刺さった
・これなら28年間のダイエットから卒業できるかも、となんとなく思った
・3ヶ月のオンラインパーソナルを受講
・今までの経験上、過食嘔吐は治るものではないとずっと思っていた
・これを受けても過食嘔吐とは一生付き合うんだろうと思っていた
・実際他のトレーナーのを受けても過食嘔吐はしていたし
・実際3ヶ月終了後もすごく大量に食べたい!と思うことはあった
・けどそれが過食嘔吐に繋がることはなかった
・LINEのやり取りの中で「すごく食べてもそれが全部体脂肪になるわけではない」などの言葉があったので、過食嘔吐まではいかなかった
・食べることは食べるんだけど、そこで終わることができる
・チョコとかも昔はファミリータイプを一袋とか食べていた
・今は「気持ち悪くなるからもういいや」と思えるようになった
・体が必要量以上受け付けなくなった
・過食嘔吐してる時は、気持ち悪いけど食べることができていた
・食べちゃうともう今までの努力とかがどうでもよくなってひたすら詰め込む形だった
・3ヶ月受けた後はそういうことがなくなった
・自分にとってはLINEのやり取りがすごい合っていたみたい
・3ヶ月のパーソナルの時も過食衝動は合ったけど、トレーニングのフォーム修正に集中してたから忘れてた
・過去のパーソナルではメールサポートはなかった
・2週間に1回数字を見て指導受けるとかくらい
・その時は「チョコ食べ過ぎだから、チョコ食べたらプラス数千歩歩いてね」とか言われてた
・病んでる人こそメールサポート!
松永からの質問
「学生の頃は太っていた?」・学生の頃は標準体重くらい
・体重よりも見た目がよろしくなかった
・Hさんの場合はお腹から上は脂肪はつかなかった
・上半身と下半身のバランスがものすごく悪かった
・高校入って10kg太った
「嘔吐する時は指突っ込む?」
・嘔吐する時は指突っ込む
・指1~2本じゃ吐けなくなり、最終的には4本に
・胃酸で銀歯が溶け、エナメル質も溶けた
・緑内障になりかけた(多分眼圧が上がって)
・吐いた後頭もクラクラする
・充血もする
・ほぼ毎日過食嘔吐していた時に一気に視力落ちたから関係あるんじゃないか
「過食していた時の食事量は足りていた?」
・過食がある時は食事量不足していたと思う
・朝はもともと食べていた
・昼は子ども用お弁当箱
・会社でおやつ食べちゃった時は夜ご飯抜いたり
・今はすっごい食べてるけど大丈夫
「家族は過食嘔吐のことを知っていた?」
・バレたくなくて隠れてやってたけど、子ども2人は気づいていた
・息子には「バランスよく食べなさいよ」と言っても「お母さんに言われても説得力ない」「何で?」「お母さん吐いてるじゃん」と言われた
・息子にそう思われてるなら、、と1ヶ月くらいやめることができていたが
・娘が「ママよく吐いてるみたい」とおばあちゃんに相談していた
・旦那さんは気づいてなかった
・カミングアウトしたら「へーそうなんだ」で終わり
・それがかえって良かったのかも
・心配してくれた方が辛かったかも
「今はもう全然大丈夫?」
・体重がどんと増えたとしても、標準体重以内だったら変に落とそうとしない自信がある
・前までは500g増えただけでも撃沈してたけど今は全くない
・もうすぐ50になるし、体重落とそうとしたら老けるだろうから、トレーニングしっかりやって引き締めようと思ってる
・健康な老後を過ごしたいから、体重が増えたとしても焦ることはない
・28年間のダイエットって、、、何を楽しんでいたんだろうと今では思う
・摂食障害の人の9割以上は多分「治したい」と頭では思っている
・でも何をどうしたらいいのかわからなくなっている
・自分自身がそうだった
・だから手当たり次第色々やった
トレーナーとして思うこと
Hさん
28年間ものダイエット人生は、それはもう辛かったと思います。きっとそれも必要な経験だったのだとは思いますが、今の状態になれて本当に良かったと思います。
そのサポートに携わることができて嬉しく思っていますし、僕もたくさん勉強させて頂いています。
これからも「動ける体作り」「老けない体作り」していきましょう!
ダイエッターの皆さん
「もしも自分に娘がいて、今の自分と同じダイエットをしていたら」と想像してみてください。
もし「それは止める」と思うのであれば、そのダイエットはやらない方がいいです。
自分の体も大切です。
ダイエットは間違えると健康を阻害する
ということは絶対に忘れないようにしてください。
中高生の皆さん
ダイエットのために食事を極端に減らしたり、運動を極端にやりすぎることで、・過食嘔吐
・摂食障害
・うつ
・生理が止まる
など、健康を大きく損なう恐れがあります。
実際にそういった方を見てきましたし、今回のHさんも過食嘔吐で何年も苦しみました。
そんな経験を他の人にしてほしくない!
特に「大人の体」ができている真っ最中の中高生の皆さんには絶対に届いてほしい!
ということで話してくれました。
「食べないダイエット」ではなく「食べて動いて休んでしっかり消費するダイエット」をしましょう!
過食嘔吐や摂食障害でお悩みの皆さん
Hさんも話している通り、「本当はやめたいし、健康的にダイエットしたい、普通に食べられるようになりたい」
と思われているんだと思います。
過食は悪いことではありません。
また「やめなきゃ!」と思って数日我慢できても、必ずまたその衝動に駆られるものだと思ってください。
でも大丈夫です。
少しずつ、気づいたらその衝動は減っていきます。
また食べたい衝動が来たり、実際に食べてしまっても、
「よしよし、また来たか」
くらいの気持ちでスッと流しましょう。
体が求めるようにしてあげましょう。
自分を責めることだけはしないように。
また、
「過食は治さなければいけないもの」
「過食がある自分はダメ」
とか思う必要もないです。
Hさんの場合は日々のメールサポートがあるプログラムで、
「不安になってもプロから何かしら返答が返ってくる」
という環境で、その相性が良くて改善に繋がりましたが、それがない状況の皆さんは、
自分で自分を責めないこと
が重要です。
どうか、自分に優しくしてあげてください!
過食嘔吐克服には「他のことに集中する」ということが有効。
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それを1日1個やる!と決めて実施してみることから始めてみてください!
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