「制限」ではなく「管理」で痩せる！オンラインパーソナルトレーニングの松永健吾です。
この記事では「売れるトレーナー、インストラクターになるためには腕を磨いていればいいのか？！」について書いていきます。
売れるトレーナー、インストラクターになるためには腕を磨いていればいい？
トレーナー、インストラクターをやっていて、養成スクールの講師の人に、「トレーナーやインストラクターは知識や技術を磨いていけば、自然にお客さんがつく！！」
って豪語している人、いませんでしたか？
これ、まんま信じて活動してたら詰みますよ。
フリーランスは「自分会社」
フリーランスって従業員が１名（自分）の会社です、大手の会社組織って、「〇〇部〇〇課」みたいなのが何十個もありますよね？
それを全部自分でやっていかなければいけないんです。
実際の会社組織にどんな部署があるのか、見ていきましょう。
※あくまで一般的な例
商品
商品があった上で、その商品をどのように売っていく、製造する、などの部署に分かれます。これはもうある大前提ですね。
当然「いい商品」がないことには始まりません。
開発部
新しい製品を開発する部署。大学の研究室のようなもの。
営業部
顧客とやり取りをする部署。最大の目的は、
商品を売ること。
マーケティング部
顧客のニーズを探り、その時期その時期の売れるものやトレンドをいち早くキャッチ、販売に繋げる部署。この部署が機能していないとすぐに時代に置いていかれる。
法務部
法的な問題を司る部署。取引先との契約などで、法律を遵守しつつ自社が不利にならないようにすることが重要。
総務部
会社や社員に関わるモノの管理を行う部署。具体的には制服や事務所の備品など。
人事部
社員に関する仕事を行う部署。説明会や面接などを行う。
経理部
商品の売り買いや出張精算でのお金の管理が主な仕事の部署。IT部
個々のパソコンやサーバーの管理を行う部署。新規事業企画部
自社にない新しいビジネスを生み出す部署。新製品の開発ではなく、ビジネスを生み出す方。
その他の部署
・知的財産部・生産技術部
・CSR部
・物流部
・購買部
・品質保証部
・製造部
などなど。
あらゆる部署があり、それぞれがうまく機能することで１つの「会社」が回っています。
もう一度言うけど「フリーランスは『自分会社』」
以上を踏まえて、フリーのパーソナルトレーナーに当てはめてみると、冒頭の「腕を磨く」は、開発部
に当たりますよね。
その他は、
営業部、、、ジムでお客さんに声かけたり、SNSで発信したり
マーケティング部、、、お客さんと話したり、SNSを見回りしてニーズやトレンドを探る
法務部、、、実施の際の規約を決めたり読んで伝えたり（スポーツクラブだとほぼ用意されている）
総務部、、、ウェアやシューズ、バインダーなどの用意
人事部、、、仕事を人に委託するとか、ある意味自分も管理したり
経理部、、、売上や経費の計算など
IT部、、、パソコンやスマホの管理
新規事業企画部、、、どの商品をどのように売っていくか、月額制、回数券、単発、、など
これを見ても、
「トレーナーやインストラクターは知識や技術を磨いていけば、自然にお客さんがつく！！」
って言えますか？
フリーランスは自分が「商品」であり「経営者」
上記のようにフリーランスでやる以上、自分は「商品」であり、「経営者」でもあります。大手の会社が部署に分けてやっているようなことを、自分一人でやるわけです。
※規模は小さいですが
大手でさえ部署に分けて、何人、何十人という規模で、毎日「営業」「経理」「開発」だけに時間をかけている。
それを勉強もせずに一人でやっていて売れるのか？
そんな甘くはないですよね。
フリーランスでやるということは、これら全てのことを「浅くてもいいから広く」できる必要があります。
人を雇うとか、委託するのは規模が多きくなってからでいいので、まずはお金をかけずに、少しずつ自分で。
今なら本屋ネット検索以外にも、SNSやYouTubeでそういった情報を簡単に調べて、勉強することができます。
個人的にはYouTubeは本よりも理解が深まる場合が多いのでオススメですね！（内容による）
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