パーソナルトレーナーになるには資格が必要?オススメの民間資格5選と資格取得後にやるべきこと

こんにちは。

「制限」ではなく「管理」で痩せる!オンラインパーソナルトレーニングの松永健吾です。

この記事では「パーソナルトレーナーの資格」について書いていきます。

某パーソナルジムのセンセーショナルなCMはもちろん、人気テレビ番組でも「パーソナルトレーナー」が取り上げられることもある今日。

「パーソナルトレーナーになりたい!」と思う方も増えてきているように感じます。

実際にパーソナルトレーナーになるには資格が必要なのか?

主要な資格と共に紹介します!


筆者について

筆者、松永健吾はパーソナルトレーナーとして北海道に住みながら、

・オンラインパーソナルで時間と場所に切り離された仕事をしている
・月額制オンライン教室で時間と場所から切り離された仕事により、毎月固定収入を得ることができている
・全国でツテなしで出張パーソナルトレーニングを実施できている(ほぼ満席)
・書籍「痩せない理由はあなたのガマンにありました!」を日本文芸社から商業出版
・インスタフォロワー3万人
・年商は1000万超え


という状況です。

なので、「パーソナルトレーナーとして食べていきたい!」という方のお役に少しは立てるかと思います。


パーソナルトレーナーになるには資格が必要?



結論から言うと、

必要ありません。

今この場で「私はパーソナルトレーナーです」と名乗った時点であなたはパーソナルトレーナーです。

特別な資格や国家資格が必要なものではないんです。

ただし、パーソナルトレーナーの主な活動場所はジムです。

パーソナルトレーナーとして活動するにあたり、大手スポーツクラブと委託契約するという選択肢を取るケースが多いのですが、その際にフィットネス業界における主要な資格がないと、契約を結んでもらえないことが多いんです。

なので、主要な資格をご紹介していきますね。


NSCA JAPAN「NSCA-CPT」

NSCA認定試験の1つで、CPTは認定パーソナルトレーナーという意味になります。

主に、アスリートや老若男女様々なクライアントに、トレーニングやコンディションの指導をする専門的な知識を有する人材を認定する資格です。

トレーニングの指導技術、知識だけでなく運動生理学や医学の専門的知識も必要とされます。パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターや柔道整復師なども取得している資格です。(NSCAJAPAN HPより)

認定条件は、以下の5つです。

1.NSCAジャパン会員である
2.満18歳以上
3.高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
4.有効なCPR/AEDの認定者
5.NSCA-CPT認定試験に合格

NSCAホームページはこちら


NESTA JAPAN「NESTA-PFT」

認定試験の受験資格は以下の通り。

1.NESTA JAPAN(あるいは医学映像教育センター)からPFTテキストを購入済みである
2.CPR・AEDの技能を習得・保持している(定期的にトレーニングを積んでいる)
3.日本国籍または、日本での就労可能な在留資格を有する者
4満18歳以上で、高等学校卒業以上の者、高等学校卒業程度認定資格試験合格者、またはNESTAが認定する教育カリキュラム修了者

さらにこれら3つのうち、1つ以上に該当していれば、すぐ受験できます。

(1) 1年以上のパーソナルトレーナー・インストラクターなどの実務経験がある
(2) 1年以上の運動部指導、フィットネス企業勤務経験がある
(3) 体育系または、医療系の大学・専門学校を卒業している

これらに該当していなければ、講座を受講した上で受講資格を得ることができます。

NESTAホームページはこちら


日本ホリスティックコンディショニング協会「JHCA-FC」

運動指導のベースとなる、ストレッチング、レジスタンストレーニング、バランスコンディショニング、エアロビックエクササイズなどの運動指導アプローチを含めた、1対1の基本運動指導および、ファンクショナル(機能的 & 特異的アプローチ)の実践指導テクニックを修得し、お客様のニーズに対応できる、コンディショニング&トレーニングプログラムを作成し、パーソナルレッスン(運動指導)ができる事が、こちらの協会が認めるFC認定資格です。(HPより)

試験に鍛錬度チェック(トレーニングフォームのチェックや、ビッグ3の挙上重量チェック)がある数少ない協会です。

認定試験受験資格

1.JHCA会員であること
2.JHCA主催 「パーソナルトレーナー基礎講座」全4カリキュラムを受講修了した方。
   JHCA主催 「JHCAパーソナルトレーナー養成コース」全4プログラムを受講修了した方。
   ※ 2を受講修了された方については、実技試験内にある「鍛錬度チェック」は実施いたしません。
3.JHCA賛助会員「認定校」の体育大学、専門学校在校生については、運動指導の実践経験不足を考慮し、鍛錬度チェックにおいて、本協会の設定する基準重量をクリアできること。
 
JHCA-FCの詳細はこちら



JATI-ATI

一般人の健康体力増進からトップアスリートの競技力向上まで、あらゆる対象や目的に対応できるトレーニング指導の専門家のためのスタンダードな資格。(HPより)

資格取得方法

1.JATIに入会し、個人正会員であること
2.養成講習会の受講及び自己学習課題の提出
3.認定試験に合格

JATIホームページはこちら


健康・体力作り事業財団「健康運動指導士」

個々人の心身の状態に応じた、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成及び指導を行う者(健康・体力作り事業財団HPより)

こちらはパーソナルトレーナーの資格ではありませんが、スポーツクラブなどでの委託契約の条件である保有資格の一つである場合が多いです。

また、公的機関での講座や講演の場合は、上記のアルファベットだらけの資格よりも好まれる傾向にあります。

資格取得方法

1.養成講座を修了するか、受験資格に応じた講習を受講
2.認定試験に合格


資格取得はスタートライン

資格を取得することはゴールではなく、スタートです。

資格を取得する、もしくはしようとしている方の多くはフリーランスを視野に入れていると思います。

フリーでやるなら顧客を自分で獲得していかなければいけないので、資格を取得してからどのように活動していくのか?が大切ですよね。


資格=安心

名乗れば「パーソナルトレーナー」に誰でもなれるので、資格を持っていることは一つの「安心材料」になります。 ※と言っても一般的に資格の名前が浸透していないので、一般向けにはあまり意味ないですが

同業であれば、資格を持っていることで「あ、この人は最低限の知識は持っているな」ということがわかります。

実際に、無資格のトレーナーがお客さんの健康を損なうような指導をしたり、トレーニングで怪我をさせてしまうということが頻発しています。

これらの資格を持つことで、その「最低ライン」はわかっているものと判断されるので、委託契約やスタッフとして雇う時の判断材料になりますね。


資格取得=売り上げ には直結しない

資格を取得したとして、

「私、〇〇の資格を取得しました!」

と言ったところで、

「じゃあ受講します!」

とお客さんが殺到するケースは99%ありません。

勉強した分知識は増えるので、長い目で見たら顧客満足度の向上になり、結果売り上げが上がるということはあるかもしれませんが、上記の通り、資格は「安心材料」、しかも雇う側の、と心得ていた方がいいですね。


売り上げとは別に、学び続けなければいけない

これは実際にパーソナルトレーナーとして活動して入て思うことなのですが、、、

体の勉強に、終わりはない

です。

勉強すればするほど思います。

お客さんのお悩みを解決しようとしてもうまくいかないことは未だにありますし、AさんではできたことがBさんには当てはまらないなんてこともよくあります。

今でも初めての症例に出くわすことだってあります。

整形外科的な部分以外に、内科、神経外科、泌尿器科、、、、、、ほぼ体の全部に少しずつ対応していかなければいけないものだと思っています。
※医療的措置をするという意味ではありません

その点に関しては、上記の資格を発行している協会のうち、日本ホリスティックコンディショニング協会には今でもお世話になっていて、講習に参加して学ばせて頂いています。

体を包括的に見て、様々なアプローチを研究している協会なので、知識の幅もかなり広がります。

日本ホリスティックコンディショニング協会のホームページはこちら


売り上げを上げるには

パーソナルトレーナーの働き方はこちらの記事のようにたくさんあります。

パーソナルトレーナーの年収はどのくらい?コロナ後でも収入を上げる方法

どの働き方を選んだとしても、フリーランスでやっていくのであれば、パーソナルトレーナーは「自営業者」です。

・営業
・経理
・広告
・実務


全てを一人でやらなければいけません。

会社でもそれぞれ部署が分かれているくらいなので、それぞれに専門性が必要な分野です。

知識と技術だけ磨いていれば売れるわけではない

ということは頭に入れておかないと、

ただの頑固な職人(跡継ぎなし、潰れかけ)
になってしまいます。

集客もまた勉強です。

「知識・技術」と「集客」は切り離して考えなければいけません。


「集客」も勉強しなければいけない

集客のために使えるのが、「SNS」です。

これはフリーランスにとって、かなり大きな集客ツールです。

じゃあ、

「インスタグラム頑張りましょう!」

「フェイスブック頑張りましょう!」


と言っても、どう頑張ればいいのか?

フォロワーが集まったとして、そこからどう繋げればいいのか?

投稿の仕方は?コメントの仕方は?金額は?入金方法は?


それらもやはり勉強が必要なんです。

体のことやレッスンのことを勉強するのと同じように、「集客」も勉強していきましょう!


見当もつかない!という方はサポートをつけてみるのもアリ

「全く見当もつかない!!」

という方は、こちらでサポートしますよ!

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