「制限」ではなく「管理」でやせる!オンラインパーソナルトレーニングの松永健吾です。
ダイエットで必ず失敗する考え方
ダイエットをしている方が失敗する王道パターンとして、「〇〇は食べてはいけない、と決めつける」
ということが挙げられます。
食べ物に対して「いい」「悪い」を決めつけてしまうと、食べられないものがどんどん増えます。
自分の好きな食べ物が「食べてはいけないモノ」になってしまうと、ものすごくストレスがかかってしまいます。
実際にオンラインパーソナルトレーニングを受講されている方には、まず「いい悪いを決めつけること」をやめてもらうのですが、受講生からはこんな声がありました。
カレーを最後いつ食べたか記憶にないくらい、、、、笑
ダイエットを意識してない方からしたら、信じられないかもしれませんが、こんなことは当たり前のようにされています。
なぜそんな極端な考えになるのか?
それは情報過多な時代だからです。情報を発信する側って、自分が発信する情報を見てほしいものです。
見てもらうためには、どうしてもキャッチーな言葉とか、言い切りの方が見られやすいです。
ブログ記事があったとして、
「やせるにはバランスの良い食事!」
よりも、
「やせたいならカレーを食べるな!」
の方がつい見てしまいますよね?
で、後者の方がいいねが多いからより多くの方が見る。
テレビとかだったら近所のおばちゃんたちが、
「やせるためにはカレー食べない方がいいんだって!!」
とか言っちゃったり。
そうやって極端な考えが広がっていくんです。
テレビで「きのこがダイエットにいい」って言ってたらきのこが売り切れるのとかも、いい例ですよね。
ダイエット指導のプロである自分たちパーソナルトレーナーは、前者の「バランスの良い食事」がダイエットに最善の方法だと知っているのですが、悲しいかなそんなタイトルで記事を書いてもあまり見られないんです。笑
だからどうしても、「言い切り」「極端な物言い」に近いものになってしまうんです。
カレーは結局どうなの?
で、カレーはどうなのか?カレーに限らずスイーツも揚げ物もそうなのですが、
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
のバランスを知ることが大切です。
「いい悪い」と決めつけるのではなく、「特徴を知る」です。
《カレーライスの一般的な栄養成分》
1杯 676g
カロリー、、、859kcal
タンパク質、、、21g
脂質、、、26.5g
炭水化物、、、129.1g
こんな感じです。
グラムをカロリーにすると、
タンパク質、、、21g = 82kcal
脂質、、、26.5g = 238.5kcal
炭水化物、、、129.1g = 516kcal
※ご飯は260g計算
となります。
こうやって見ると、カレーライスは、
・脂質と炭水化物が多い
・最初に油で炒めるから脂質が多くなるな
・脂質を抑えるにはシーフードかな?
・炭水化物はご飯の量でコントロールできるな
・ご飯を半分にすれば600kcalくらいになるかな?
など、いろいろ分析できますね。
・今日はカロリーオーバーしてもいいから大好きなカレーを味わって食べよう!
ということもできますよね。
感謝の気持ちを忘れない
食事に悪者なんてなくて、ただ特徴が違うだけです。いい悪いで判断するなんて、「ただのエゴ」です。
・ダイエットに執着して、食事に対する感謝の気持ちを忘れた自己中心的な考え
だと思っています。
料理も、その材料も、必ず背後には生産者や調理してくれた人がいます。
それを、
「太るから」「ダイエットに良くないから」
といった理由で残したり捨てたり避けたり嫌ったりすることは、ちょっと自己中心的かなと。
卵の黄身だけ捨てるとか、もっての外ですよね。
「食事」って生きるために必要なことです。
また、家族や友人と共有できる貴重な時間な場合もあります。
食材に感謝し、美味しく楽しく頂く
という気持ちを忘れないようにしたいですね!
上記のカロリーは、
カロリースリム
というサイトで簡単に検索できるのですが、
著書「やせない理由はあなたのガマンにありました!」日本文芸社
では、食材とグラムを入力したら自動で数値が出るスプレッドシートを無料プレゼントしていますので、レコーディングダイエットに非常に役立ちます!
ぜひご活用ください!
「いい悪い」で判断せず、「総合的に」食事を見ることができるようにしていきましょう!
また、
「制限」ではなく「管理」でやせる!オンラインパーソナルトレーニング
では、その具体的なやり方を、みなさんの生活リズムに合わせた形で指導しています。
ダイエットで自分を苦しめるのではなく、心も体も豊かになっていくようにしたいものですね!
考え方、見直してみましょう!